食科学部

食科学科[食デザイン専攻・健康栄養専攻]
管理栄養学科
(2026年4月設置)

 

食科学科

健康栄養専攻

入学定員40名

Keyword
  • 栄養士
  • スポーツ
  • 食育
  • 健康運動実践指導者
1
連携大学での練習見学などを通じ、アスリートへの運動指導、スポーツ栄養学をベースとした栄養指導を体験しながら学ぶ。
2
栄養学や食品学の基礎知識をはじめ、食育や美と薬膳などの健康デザイン科目も充実。
3
基礎から応用まで調理技術を学び、実践を通して、献立作成や大量調理の技能を身につける。
栄養学をベースに、スポーツや健康づくり、食育を学ぶ。

栄養士資格の取得に加えて、健康スポーツ、食育の専門知識を多角的に学ぶことができます。それによって、あらゆる場面で活躍できる栄養と健康のスペシャリストを育成します。

取得可能な資格
栄養士/管理栄養士国家試験受験資格(1年以上の実務経験が必要)/健康運動実践指導者受験資格/栄養教諭二種免許状/社会福祉主事(任用資格)/食品衛生監視員(任用資格)/食品衛生管理者(任用資格)
取得支援資格
NR・サプリメントアドバイザー
学びのTOPICS
スポーツ連携プログラム × 日本体育大学
スポーツ最高学府として知られる日体大と連携し、スポーツ栄養学を踏まえた食の力で体力づくりを支援するプロジェクトがスタートしました。多種目のアスリートらと共に、専門知識をフル稼働してスポーツで求められる栄養支援を考えていきます。
総合演習
栄養の専門家として、自らが興味・関心のある調査や活動を実施。 給食施設や、食品企業、博物館、大学や研究機関の研究所訪問を通して、「食」や「健康」に関する課題を発見し解決できる能力を身につけます。
例えば、「農作物演習」においては苗や種から農作物を育て、収穫までにかかる労力や知識を得て、食育などに生かせる経験をします。
MESSAGE
from Student
生活科学部 食生活科学科 健康栄養専攻 4年
(2026年4月より食科学部食科学科健康栄養専攻)
(東京都 多摩大学目黒高等学校出身)
※インタビュー内容・情報は取材時のものです
Q1この学科で学ぼうと思ったきっかけはなんですか?

自分と同じ悩みの人に
寄り添える人材になりたくて

私はアトピー性皮膚炎やアレルギーでつらい思いをしたため、専門知識を身につけ、いつかは私と同じように困っている人をサポートしたいと考えていました。また、中学校から運動部に所属していたため、運動サポートにも関心がありました。健康栄養専攻では、栄養士としての栄養や食、臨床などの専門知識だけでなく、健康運動栄養実践指導者として運動や健康の観点からも幅広い知識や技術を学べる点に魅力を感じ志望しました。この専攻では「健康とは何か」という、生きていくうえで最も大切な課題をさまざまなアプローチで向き合い、学ぶことができます。

Q2特に印象に残っている授業はなんですか?

「解剖生理学実験」で知識を深め
命について考えました

「解剖生理学a,b」の座学の履修後に受講する「解剖生理学実験」では、栄養学的に重要な歯や胃の細胞組織を顕微鏡で観察したり、ラットを解剖して臓器の位置を確認したりします。実際に観察することで、体内で固有の役割を持つ細胞の働きや組織の成り立ち、各臓器の位置や他臓器との連携など、座学で学んだ内容をより一層深く理解することができました。また同時に、生物の神秘や命の大切さを考えるきっかけにもなりました。体の仕組みを知ることは健康を考える上で欠かせない学びです。この実習で得た経験を、今後の学びや実践の場で必ず活かしていきたいと思います。

Q3各年次での学びを通じ、どんな感想を持ちましたか?

基礎から段階を経て応用へ
学びには仲間との協力も大切

1年次には生物学や実験、調理技術など、栄養士の基礎となる幅広い知識を学びました。文系出身の私にとって理系科目は挑戦でしたが、新たな発見があって楽しかったです。2年次からの健康運動実践指導や栄養教諭の授業では、実技テストや模擬授業を通じて実践的なスキルを磨きました。3年次は実習が中心で、これまでに修得した知識の応用を身につけていく過程で、仲間と協力する大切さや楽しさも実感しています。卒業論文では古代食の研究に取り組み、食文化の歴史を掘り下げて、現代の食生活や健康にどう応用できるかを探るつもりです。

Q4将来への希望と、本学での学びから社会に出た後役立つと思う考え方やスキルはありますか

挑戦できる環境で得た
日常生活にも活かせる知識とスキル

多方面から健康を支える力を育むこの専攻の学びは、将来の仕事だけでなく、家族や友人の健康管理にも役立つと実感しています。食品と健康をつなぐ知識とスキルを、これからのキャリアはもちろん、日常生活でも積極的に活かしていきたいです。また、部活やサークル活動の経験も自分を成長させてくれたと感じます。特に自分自身が変わったと感じるのは、新たなことに挑戦する一歩を踏み出せるようになったことです。これは大学の先生の指導や切磋琢磨できる仲間、支援してくれる職員の皆さんなど、やりたいことの実現を応援してくれる環境があってこそだと思います。

Q5これから実践女子大学を目指す高校生たちへのメッセージをお願いします。

幅広い知識やスキルは仕事にも
日常生活にも活かせます

健康栄養専攻は、食品や栄養、健康、運動、食育など幅広い知識を学べて、専門性と実践力をバランスよく養える点が大きな特長だと思います。栄養教諭や栄養士の他にも、健康運動実践指導者などの資格取得に向けた授業も充実していて、就職活動で選択できる職業の幅が広いことも魅力です。実技や模擬授業を通じて、「学んだ知識を実際にどう活かすか」が体験でき、自分の成長を実感する機会もたくさんあります。学んだことは就職以外にも自分の身近な生活に活かせることばかりで、より良い生活を考えるきっかけにもなります。将来のキャリアを見据えつつ、実生活にも活かせる知識を身につけたい方におすすめです。

想定される将来像

食と栄養の知識を活かして福祉施設や食教育の分野への就職が広がります。またスポーツの専門知識と掛け合わせ、インストラクターなどの分野へも!

職種別 就職先(2024年3月卒業)
主な就職先 過去3カ年

JR東日本スポーツ株式会社/株式会社学研ココファン・ナーサリー/伊藤忠テクノソリューションズ株式会社/日本情報通信株式会社/株式会社LEOC/株式会社グリーンハウス/エームサービス株式会社/伊藤ハムミート販売株式会社/株式会社伊藤園/社会福祉法人敬愛学園/全日本食品株式会社/株式会社日本保育サービス/MS&AD事務サービス株式会社/世田谷区役所

※食生活科学科 健康栄養専攻の2024年3月卒業生実績

MESSAGES
from Graduates ※旧学科・専攻の卒業生となります。
4年間で得た知識や体験が
子どもたちを笑顔にするヒントに

現在保育園栄養士として、主に献立作成や発注、調理業務、食育などを行っています。授業で学んだ基礎が身についているからこそ、仕事ができていると感じます。「給食実務学内実習」の授業で、実際に給食を提供した経験はかけがえのないものとなっています。また、「食品加工学実習」の授業ではさまざまな食品加工を体験。子どもの「楽しい!」とマッチし、保育園での食育のヒントになっています。

株式会社学研ココファン・ナーサリー 勤務(Gakkenほいくえん国領配属)
生活科学部 食生活科学科 健康栄養専攻
(2026年4月より 食科学部 食科学科 健康栄養専攻)
2023年3月卒業
(神奈川県 県立橋本高等学校出身)
様々な経験をすることで新しい興味へのきかっけに。
多くの資格を活かして更なるステップを目指す

在学中に楽しみながら様々なことを経験し、視野を広げました。卒業後はスポーツクラブへ就職。栄養士の業務に加えて健康運動実践指導者の資格を活かしてパーソナルトレーニングなども行いました。そうした中で『トレーニング』を指導したい気持ちが強くなり、現在は新天地にてインストラクターとして勤務しています。今後は管理栄養士の資格を取得し、栄養と運動の両方のスキルを活かして多くの方をサポートしたいと考えています。

JR東日本スポーツ株式会社 勤務
生活科学部 食生活科学科 健康栄養専攻
(2026年4月より 食科学部 食科学科 健康栄養専攻)
2022年3月卒業
(北海道札幌国際情報高等学校出身)

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