生活科学部 食生活科学科 食物科学専攻 4年
(2026年4月より食科学部食科学科食デザイン専攻)
(東京都 実践学園高校出身)
※インタビュー内容・情報は取材時のものです
Q1この学科で学ぼうと思ったきっかけはなんですか?
食べることが大好き。
商品企画への夢を追って
小さい頃から食べることが好きで、食に興味を持つようになりました。ただ作るだけでなく、商品企画に関わる仕事がしたいと考え、食物科学専攻(2026年4月より食デザイン専攻)を選びました。この専攻では、食品ビジネスやマーケティングに関連する授業が多く、自分の夢に直結する学びができています。また、先輩の卒業研究の内容を見て、自分も同じように面白い研究に挑戦してみたいと思ったことが進学の決め手となりました。講義では、食の基礎知識から応用まで幅広く学び、実践を通じて将来の可能性を広げる機会が多いです。自分の好きな分野に特化した学びを深められる環境がとても魅力的です。
Q2特に印象に残っている授業はなんですか?
商品開発に挑戦、
実践力を磨く「マーケティング演習」
この授業では、企業と連携して新商品を提案し、試作を行う実践的な授業を受けています。企画段階からプレゼンテーションまでを班で協力しながら進めるため、チームでの働き方や意見のまとめ方も学べます。さらに、企業の方からフィードバックをもらえる機会があり、自分たちの提案にリアルな視点でのアドバイスが得られるのも魅力です。この授業を通じて、プレゼンテーション力やマーケティングの実務スキルだけでなく、自分のアイデアを形にする力を養うことができました。食品ビジネスの世界で必要なスキルを学べる、とても貴重な体験です。
Q3各年次での学びを通じ、どんな感想を持ちましたか?
基礎から応用へ
現場の技術を大学で学べます
私は食品ビジネス関連の科目を中心に受講し、フードスペシャリストの資格取得も目指しています。1年次で幅広く食の基礎知識を身につけ、2年次からは基礎を踏まえた実習や専門的な実験の授業が増えました。普段はあまり料理をしない私も、基礎調理で包丁の使い方や料理の基礎を学び、メンバーと協力して美味しい料理を作る喜びを知りました。3年次の日本料理実習ではプロの料理人の方から本格的な日本料理を、基礎から応用まで丁寧に教えていただきました。社会で活躍している方から直接学ぶ内容は、就職したときに実践できると感じました。
Q4将来への希望と、本学での学びから社会に出た後役立つと思う考え方やスキルはありますか
多方面で活躍できる人材を目標に
資格取得にも挑戦したい
大学で培った調理技術、食やマーケティングに関する知識を活かして、商品企画の仕事に就きたいと考えています。語学やパソコンスキルなども習得しており、これらも将来に活かせると思います。特に自分の成長を実感できたのは、レポート作成を通じて向上した文章力とプレゼンテーション力です。自分の意見を正しく発表できるようになったことで、行動力や積極性も向上しました。今後は食を軸に、多方面で活躍できる力を磨きながら、将来につながる資格取得にもチャレンジするなど、自分の可能性を広げていきたいです。
Q5これから実践女子大学を目指す高校生たちへのメッセージをお願いします。
授業選択の自由度が高く
学生のうちに社会と深く関われる
食デザイン専攻の魅力は、自分の興味や目標に合わせて柔軟に授業を選択できる自由度の高さにあります。同じ専攻でも、それぞれの目標によって卒業時までに学ぶ内容が大きく異なるところも特長のひとつだと思います。学生主体の学びがメインで、先生方はその挑戦を熱心にサポートしてくださるため、やりたいことを実現できる環境が整っています。また、授業や演習では企業や地域との連携も多く、学生のうちから社会人と関わることで、新たな気づきや学びもたくさんあります。食が好きで、幅広い分野を学びたい人に向いていると思います。