みなさん、こんにちは!美学美術史学科3年のマオです!
ブログを開いていただきありがとうございます!
このブログを読んでくださっているということは、美術に興味がある方が多いのではないでしょうか
(今はまだそんなにという方も、ぜひ最後までお付き合いください)!
今回は美学美術史学科についてご紹介します!
といっても、学科の名前を聞いただけでは、どんなことを学んでいくのかあまりピンとこないかと思います(ほかの学科の友人からも未知の学科扱い。笑)。なので、まずは何を学んでいくのかを簡単にご説明します!
美学美術史学科は主に、絵画をはじめとする美術・芸術作品について学ぶことができる学科となっています。美術学科のあるほかの大学と比べても学べるジャンルはかなり多く、約10科目と幅広い分野を学ぶことができます(そもそも美術を学べる大学が少ないですね)。みなさんは高校生の頃に世界史もしくは日本史を学んでいるかと思いますが、学ぶ内容のイメージとしてはこれに近いです。
そして、「画力は必要なの?」とよく聞かれますが、必要ありません!私も画力に自信ありません!笑
なので、私と同じように絵を描くのはちょっと…という方でもご安心ください(^^)
さて、ここからは、実際に美学美術史学科でどのように学んでいるかを、少し具体的にご紹介します!
たとえば、主に世界史を学んでいる方は、絵画については年号や作者名、歴史的背景に重きをおいて勉強したと思います。美学美術史学科ではそれだけでなく、絵画を含むその時代の様式的特徴や、描かれている対象物に注目して作品をみていきます。これを日常的に行うので、観察力が鍛えられます!
ほかにも色使いや技法、空間構成にも着目していきます。すると、同じ絵画でも初見のときと印象が変わっていきます。一見美しい作品も、深く紐解いていくとなかなかセンシティブだった、壮絶な過去があった…などといった、ただ見ただけでは想像がつかないような背景を知ることができるのも、美術作品を学んでいくうえで興味深いところです。
こうして、さまざまな作品を通じて、先入観にとらわれず新たな視点を得ることができるのも、美学美術史学科の特徴なのではないかと思います。
そして、私が思う学んでいくなかでの「おもしろポイント」は、作品で人物を再現するときに、時代によって顔や肉体を“盛る”ことがあるというところです。現代の人々がプリクラやアプリで加工するように、昔の人も、たとえば威厳や存在感を増すためにと美形にしたり、ムキムキにしたりしたそうです(盛りたいという意思は過去から衰えませんね)。作品を一目見ただけで実際こういう姿だったと判断することはできません。これも、先ほど言った先入観にとらわれないというところにつながりますね!
一概に芸術作品を学ぶといっても、こうした学びから日常生活に役立つ力を養えるところも美学美術史学科の魅力の一つです!
ほかにもおすすめしたい授業や作品について紹介したいのですが、そうなるとキリがなくなってしまうので、今回はここまでとさせていただきます(´;ω;`)
このブログを通じて、美学美術史学科で学ぶことに興味を持っていただけたら幸いです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!