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- アルバイトで親しみがある企業の講演で視野を広げる
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一年次から深澤先生の授業を受けており、自分のキャリアを考えるにあたっては社会人として実績を持つ方からお話しを聞くことで視野を広げられると感じ、履修を希望しました。とくに今回はスターバックス元社長の岩田松雄さんの講義と聞き、現在私も東京駅のスターバックスでアルバイトをしており、朝礼の際に目標の立て方や仕事中の時間コントロール、リーダーとしての振る舞いなど学びが多く、岩田さんのリーダー論と経営姿勢には強い興味がありました。
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- 初対面の個性的なメンバーと協調性を育む
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授業はまず岩田松雄さんの講義があり、スタバの理念〜働く意味やお客様への意識などを経営者視点でお話しいただきました。次に5〜6人のグループに分かれ2泊3日間の合宿形式でグループワークが行われました。メンバーは渋谷キャンパスと日野キャンパスから集まり国文や英文など学科も別。4年生の先輩もいて全員が初対面の編成でしたが、私たちはアニメファンが多く「パイレーツ」というチーム名と海賊旗のトレードマークで結束を強めました。グループディスカッションではファシリテーター、書記、タイムキーパー、発表などの役割を決め、時間内にグループとしての答えを創出。積極的に意見を出し合い、メンバーの意見を肯定した上で自分の意見も素直に伝え、個性の強いメンバーが協調性を持ちながら進められたことは大きな自信になりました。
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- メンバーからの手紙をきっかけに、行動を見つめ直す
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合宿の最終日、グループ内で手紙交換が行われました。3日間を通じ、メンバーの良かった点や改善したほうが良いと思う点を、感謝の言葉とともに書いたカードを交換。私は長所として「きちんと意見を聞いてくれる」「話していないメンバーにも意見を求める姿勢が良い」、短所として「自我が強い」といった言葉をいただきました。メッセージからは自分と異なる意見に反論する際もいったんは共感し、そこに自分の意見を述べる大切さを学び、自分を見直すきっかけになりました。
この学校では様々な企業で活躍している方と関わる機会が多く、先輩方の生き方や働き方の中には、人生の選択肢を広げる学びが数多くあります。卒業後は授業で身につけたものを活かし、良い出会いを生み、人に良い影響を与えられる仕事に就きたいと考えています。
- JISSENキャリア教育
- 自己を見つめ直し自分を変えるプログラム「キャリア開発実践論」
- 全学部の学生が受講できる共通教育科目。企業の管理職に向けたリーダー養成プログラムを実践女子大学の学生向けに実施しているものです。講師には実業界で活躍する実務家を招いています。夏休みの連続3日間で開講され、その間に受講生は自分を見つめ直し、社会で必要とされるリーダー像や解決が求められる課題について学んだ上で、一人ひとりが自分を変える行動指針を明らかにします。