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- 合宿形式の授業で
主体性と行動力を身につける
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キャリア開発実践論は2泊3日の合宿をメインとする、通常とは異なる形式の授業です。普段受け身になりがちな私ですが、授業を通じ主体性や行動力、前に出て行く勇気を身につけるきっかけになればと思いエントリーシートを提出しました。また社会で活躍されている講師の先生の話を伺い、学年も異なるメンバーのグループワークからに参加することで様々な方の意見を聞き、広い視点と多角的な考え方を得たいとも思いました。さらに、就職活動や社会人になってから必要な「リーダーシップ」と「ファシリテーション」を学ぶことも目的でした。
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- 高い結束力のチームと過ごした濃密な3日間
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リーダーシップやファシリテーションについての講義を受けた後「男女別学校の存在意義」など私達に身近なテーマによるチームディスカッションが5回にわたり行われました。チーム名とロゴマークの設定を行うことでチームの結束力は高まり、ディスカッションの都度タイムキーパーや書紀などチーム内での役割を代え、心理学のジョハリの窓を用いるなど、工夫をこらした内容で、とても濃密な3日間になりました。授業では自分自身と向き合い「好きなこと」「得意なこと」「人のためになること」を合わせた「ミッションステートメント(自分の使命)」について考える時間もあり、発表することで自分が社会や時代に対しどのように向き合い行動していくかを問い直す機会にもなりました。
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- 将来に活かしたい、リーダーシップと言葉の重要性
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今回の授業で印象的なことは2つあります。1つは「行動指針(バリュー)に従い、今後どんな場面で活かしたいかをイメージすることで、具体性のあるミッションにすることができる」という学びです。日常の行動にも目的意識を持ち、様々な経験を重ねながら自分のミッションをよりクリアにしたいと思いました。
もう1つはチームディスカッションを常によい方向に導く4年生の存在で、メンバーの意見を否定することなくチームをまとめる姿勢に感銘を受けました。
3日間を通じ、私はリーダーとしての心構えと言葉の重要性を学ぶことができ、とくに言葉づかいには人となりや考え方が出ることを実感しました。卒業後は本学の事務職員を目指しており、自分の言葉で人の将来を支援できる仕事にチャレンジしたいと思っています。
- JISSENキャリア教育
- 自己を見つめ直し自分を変えるプログラム「キャリア開発実践論」
- 全学部の学生が受講できる共通教育科目。企業の管理職に向けたリーダー養成プログラムを実践女子大学の学生向けに実施しているものです。講師には実業界で活躍する実務家を招いています。夏休みの連続3日間で開講され、その間に受講生は自分を見つめなおし、社会で必要とされるリーダー像や解決が求められる課題について学んだ上で、一人ひとりが自分を変える行動指針を明らかにします。